新年を迎えました。
節目に頼って生きる人間界では、新年は一年の中で、最も大きな節目となります。
人間は節目をつくる生き物です。
節目をつくることで、進んできた道を振り返り、今いる場所を確かめ、「これでいい」と心を落ち着かせます。
節目とは、前に進むためというより、自分の存在を確かめるためのものなのかもしれません。
一方で、自然の中で生きる動植物たちは、節目を気にしているようには見えず、成り行きに委ねて生きています。
昨日のつづきとして今日を生き、今日の延長線上に静かに明日が続いています。
それでも季節が巡れば、ちゃんと育ち、変化していきます。
目には見えなくても、日々の営みの中で、確かに成長しているのです。
節目という区切りがなくても、命はそれぞれのリズムで続いているわけです。
子どもたちの姿も、その自然のあり方にどこか似ています。
節目を意識しているようには見えなくても、毎日の小さな積み重ねの中で、少しずつ世界を紡いでいます。
目に見えにくい変化も、その子の中で静かにかつ確かに育まれています。
私たち大人は、子どもたち一人ひとりのペースを大切にしながら、小さな喜びや発見、その子にとっての成功をひとつずつ重ね、その歩みに、そっと寄り添っていきたいと考えています。
大きな一歩でなくても、その子にとって意味のある一歩は、確かに未来へとつながっています。
新しい年も、子どもたちが自分のリズムで歩める場所として、今年も変わらず、そっと支えながら、安心と希望に満ちた日々を共に重ねていきたいと思います。
間もなく明日がやってくる
自然は自然に朝が来る
本年もどうぞよろしくお願いいたします。











コメント